面接には色々な形態があります。
・子供だけの面接
・親子面接(父母どちらかor両親揃って)
・保護者のみ
最近は家庭環境も様々なので、
両親必ず揃っていないとダメというところは減っています。
そんな中でも両親で面接を受ける家庭は多いですが、なかなか大変なのがお父様…。
受験を終えてお母様方が報告にいらしてくれますが両親面接の際のお父様への不満と言ったら…。
小学校受験面接でよくあるお父様のパターン
〇子供の事に関して奥様としっかりと話をしている。
受験する学校の勉強をよくしている、面接練習もしている。
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理想のお父様です。こんなご主人なら安心して面接にのぞむことができますね。
〇普段から社外の人に接することも多く、初対面の人と話すのに慣れているので
特に面接練習などはしていない。
面接の前日に学校のホームページを読んでとりあえずの内容は頭に入れている。
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ご自分の専門であるお仕事では饒舌にお話しされると思いますが、
専門外のことではなかなか上手に話すことは難しいものです。
前日に頭に入れたぐらいでは、
当日頭が真っ白になって何も話せなかったという恐ろしい事態になりかねません。
〇面接練習をしているが面接で自分語りを始めてしまう。
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自分で会社を興されて今の地位を築いた方に多いのがこのタイプ。
仕事の話を振られた時にスイッチが入ってしまう。
謙虚さを忘れていなければ良いですが、「学歴なんかは…」
などと一席をぶってしまうと印象としては良くないですね。
なぜか先生より優位に立ちたいという意識が出てしまうお父様。
〇自分に聞かれているのにいちいち奥さんに同意を求める
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夫婦で話し合っていることを強調したいのか、
奥さんが怖いのかよくわかりませんが、
質問に対して最後に奥さんに同意を求めるお父様がいます。
「お父様に質問します。」のように誰に質問するかは指定されますので、
しっかり先生を見て自信をもって言い切れば大丈夫です。
〇何も対策をしていない
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まさかこんなお父様はいませんよね!?
なかなか忙しくて対策が出来ないお父様は多いと思います。
隙間時間にでも対策が立てられるようにお母さまがお父様対策をしないといけません(汗)
お父様対策
時間のないお父様にはやはり問答集にお母さまなりの回答をつけてお渡しするのが良いでしょう。
教育方針など、どうしても話し合わなければいけないようなものもあるので、
それについては考えておいてもらいましょう。
意見の押し付けにならないように、「取り敢えず考えてみたから訂正とか再考があれば言ってね。」ぐらいの感じでお願いするとよいと思います。
学校についてもホームページはわかりにくかったり、
情報量が多くてポイントが絞り切れないこともあるので最低限
- 教育理念、教育方針
- 学校の特色
- 自宅からの交通手
くらいは書き出して覚えてもらいましょう。
まとめ
恐ろしいことですが、当日頭が真っ白になって言葉が出てこなかった、という体験談はよく聞きます。
対策をしていてもこうなる場合があります。
対策していなかったらなおさらですよね。
緊張で言葉が出ないのか、緊張しているふりをしているが、
実は対策をしていないから言葉が出ないのかは、面接をしているとわかる、と学校の先生はおっしゃいます。
特に対策してなかったけどスムーズに話せた、
と思っていても実は学校の教育理念と、家庭の教育方針が、
全く矛盾しているものだったりすると、この学校にはふさわしくないと思われてしまいます。
対策はやりすぎるくらいで丁度いいんですね。
面接の内容についてはまた別記事に書こうとう思います。