(補欠繰り上げ合格含む)
私が教えた通常クラスや短期特別クラスの子供たちがほぼ希望の小学校へ合格しています!
絶対に合格を勝ち取りたい!
塾は1つだけでいいの?
何から始めたら良いのかわからない
共働きで不安
相談できる人がいない
そもそも受験を迷っている
初めての受験はわからないことだらけです。
子は親を映す鏡である
塾で小学校入試について教えていると色々なお子さんに出会います。
10人いたら10通りの教え方があるのです。
ペーパーにしろ、運動にしろ、製作にしろその子にあった教え方があります。
1つの教え方に固執していると、
時間を無駄にするだけでなく
子供に無理を強いることにもなります。
たくさんの親子を見てきた中で思うことは
「子は親を映す鏡である」
これが本当なんだ、ということです。
例えば親が厳しすぎると…
- 授業中でも教室の外の親を常に気にして授業に集中できません。
- ストレスでチックが出る子もいます。
- 授業中に何度もトイレに行きます。
親が点を気にしすぎると…
- 答え合わせの時にサッと答えを書き換えたりする子もいます。
- 隣の子の解答を何度も見てしまいます。
逆に多少ミスしても決して怒らず優しく…
「よく頑張ったね。惜しかったね、またお家で一緒にやろうね。」
と声かけしている親のお子さんは
情緒が安定しており良い結果になることが多いです。
これは小学校受験に限りません。
私は小学生も教えていましたが、
お勉強のことで叱る保護者のお子さんは、もれなく勉強嫌いです。
叱っても勉強好きにはなりません。
逆にどんどん嫌いになっていきます。
1つ言えるのは、どんな親御さんでも子供を思う気持ちは同じ。
子供を愛しているからこそなんです。
ただその方法を間違えているだけ。
これは間違いありません。
結果、私が関わったお子さんの
何も、偶然にも私のクラスに才能のあるすばらしいお子様ばかりが通っていた訳ではありません。
- 初めて会った時には正直「これは大変だ…。」と感じたお子様もいました。
- 「もっと早く入塾してよ~。」と泣きそうになったこともあります。
しかしながら保護者の方と共に悩み、様々な方法を試して勝ち取った合格なのです。
合格通知を頂いた保護者の嬉しそうな顔と、満面の笑みで駆けてくる子供とハグする瞬間!それは私にとって何よりのご褒美でした。
ある保護者に聞かれたことがあります。
ここで私自身のこと、子供のことについて少しお話しておきます。
私の得意なこと、挫折、そして好きな事
私は大学時代、国立の教育系大学で保健体育を専門に学んでいました。
- 中学保健体育一種教員免許
- 高校保健体育一種教員免許
体育の先生か幼稚園の先生になりたいと思っていましたが、
別大学の第一志望の幼児教育学科は残念ながら不合格となってしまいました。
第二希望で入った大学でしたが、
好きな運動や教育のことを日々学ぶのは楽しいものでした。
高校まで運動面ではトップクラス!
でも大学ではそんな学生ばかりが集まっており、
クラスではあまり目立たない学生だったと思います。
今までやったことのないような競技の実技などもありました。
しかし一見難しいと思われる競技も、さらりと出来てしまう運動能力の高い学生が複数いたのには驚きました。
また私は唯一水泳が苦手で水泳の授業は本当に苦痛で劣等感の塊でした。
(私立小学校で遠泳実習を取り入れているところも多いですね。)
遠泳では4人に一人の助力がつきましたが私にはマンツーマンで助力がつきました。(汗)
それほど泳力が未熟だったんですね。
得意な運動なのに…出来ない。
この時の「出来ない」という気持ちは今でも忘れません。
恥ずかしくて「もうやりたくない!やっても出来ないじゃん!」周りはみんな出来るのに私だけ出来ない、この気持ちはなんとも言えませんね。
今でも思い出すと嫌な汗が出ます。
ただ、この恐怖の遠泳実習、
天候が良かったことやペースをうまく掴めたことで完泳することができました。
終わった後に友達から冗談まじりに言われた時には、本当に嬉しかったです。
ある小学校の校長先生とお話しした時にこの話をすると…(その学校は遠泳実習を行っている学校です)
体育の先生は元々運動が得意な人ばかりで、
運動音痴な子供の気持ちがわからない、
と言われることもありますが、私は大学時代の劣等感を未だに覚えています。
しかしながら、それは今、まだ「出来ない」子供たちに
いかに悲しい気持ちにさせずに指導していくか
を考える上でとても大切な体験だったと感じています。
運動が好きだった私ですが長年の趣味としてクラフト製作があります。
何かを作ることが好きだったんですね。
文房具メーカーのサクラクレパスでインストラクターの資格を取ったほどです。
この時に文房具の扱いなどを徹底的に教えてもらいました。
それこそハサミの使い方から糊の種類、性質まで!
下の写真は私の作品が本に載った時のものです。
塾の先生の中にはハサミの持ち方などを正確に教えていなかった(知らなかった?)方もいたので、
私が入って講師の方にレクチャーしたこともあります。
文房具は正しく持つことが出来て初めて使いこなすことができるものです。
間違った癖がつく前に正しい使い方を教えたいですね。
私自身も小学校受験を経験しました
就職して間もなく結婚し子供が二人できました。
上が娘で下は息子。長女は小学校受験をしました。
私自身、小学校受験をして国立大学付属小学校へ通い、当時では珍しかった学年を超えた縦割り活動などとても楽しい学校生活を送りました。
楽しいだけでなく、お勉強するのが当たり前の環境だったので、
特に苦もなく塾にも通わず大学へ進学しました。(もちろん今とは時代が違います)
なので娘にも同じような教育を受けさせたかったのです。
余談ですが私は自分の小学校受験の時のこと、40年以上前の話ですが断片的に記憶があります。
確か下記のように点線の四角に入る葉っぱを選ぶ問題でした。
一番小さな葉っぱが正解です。今でも出そうな問題ですね。
もう一つは体育館でのスキップです。
コーンの周りをぐるぐるとスキップで周り、
「出来ない子もいるんだ~」となんとなく考えていたことを覚えています。
(その出来ていなかったお友達も合格して同級生になりました!)
スキップは今でも運動の必須項目ですね。
これは私の最も古い記憶のうちの1つですが、
小学校受験はそれだけ大きな出来事だったということでしょうか。。
小学校受験当日に奇跡を起こした娘
娘は特に能力がすぐれていたわけではありません。
ただ褒められることが大好きで、「出来るようになる」ということに喜びを感じる子供でした。
手先は器用だったものの、
運動やペーパーが特別出来ていたという訳ではありません。
極々普通でした。
しかし、入試の親子面接で(受かったかも!?)という瞬間がありました。
学校がどんな生徒を欲しがっているのか、学校の教育方針などホームページを読み込むだけでもわかります。
それについてしっかり対策はしていましたが、
面接の質問で親でさえ考えつかないような、
でも単純で子供らしいこの学校に相応しい回答を言ってのけたのです。
この瞬間に「受かるかも」と思いました。
そして10倍近くあった倍率を潜り抜け無事に合格を果たすことが出来ました。
入学した小学校では自分の考えをしっかりと持った子どもが多く、
始めは衝突も多く心配しましたが先生方が上手に解決を図っておられました。
12年間の間に自己主張だけだった子供たちが、
他人の意見に耳を傾け、他人を受け入れて集団の中で自分の役割を見つけ、
成長していく過程には目を見張るものがあり、
本当にこの学校に入れて良かったと思いました。
一貫校で中学や高校入試がなく大好きなクラブ活動に青春をかけ、
希望の大学に合格し今は夢に向かって大学生活を送っています。
何のとりえもなかった娘ですが、
面接での回答はまさに幼稚園の先生が、「遊びを作る天才」と言っていた娘の個性が輝いた瞬間でした。
ペーパーや運動が普通でも、何か光るものがあれば合格は叶うのです。
どんな子も「何か光るもの」を持っています。
たまに、「うちの子はそんな光ってるものなんて ありません…。」とおっしゃる親御さんがいますが、何も
光るものを持ってる子=目立つ子、ではありません。
「隣の芝は青く見える」と いうのと一緒です。
特別な何かを見つける必要はありません。
他の子と比べてはダメなんです。
親が、「うちの子は何の取り柄もないし小学校受験には向かないわ…。」
なんてあきらめていませんか?
そんな親御さんに聞いてみたいです。
あなたのお子さんは「性格も極悪で、行儀も最悪で、人に暴力を振るって傷つけたり、言葉遣いも乱暴ですか?」
もし、そうなら小学校受験の前に親として やらなければいけない事が山ほどありますよね。
そうじゃないなら大丈夫です!
そのように質問すると
「いえ、まぁ性格は穏やかだと思いますけれど…。」なんて、答えが返ってきます。
性格が穏やか
すばらしいじゃないですか!
その観点で子供を観察してみると、
良いところがもっと見えてきます。
またせっかく「光る何か」を持っているのに、
わざわざつぶしてしまうのも親です。
息子はなぜ小学校受験をしなかったのか?後悔も…
一方息子は小学校受験をしませんでした。
同じ学校の方が親としては楽です。
なぜ小学校受験をしなかったのかというと、
娘と違って息子はあきらかに小学校受験向きではなかったからです。
早く産まれたこともあり運動はとても苦手で不器用でした。
同い年の子と比べても幼い息子…少なくとも今頑張らせる時ではない…その時はそのように考えたのです。
男の子なので公立で揉まれるのも良いかと。
しかしながら、当時の息子の小学校の教師のレベルの低さには、ちょっと驚くところがあり小学校受験をしなかったことを後悔したこともあります。
公立の場合は教師の質に問題がある場合があります。
特に若い先生で勉強不足、指導力不足の方が多いように感じました。
特に小学校低学年では、
「先生の言うことがすべて」というところがありますので、これには困りました。
結局低学年のうちは小学校で足りないところを補うという形で、
近所の学習塾に入れることになりました。
また6年の担任は中学受験に理解のない方で、
言葉の端々に嫌味を感じられ不快な気分になりました。
中学受験関係で平日のお休みをお伝えしたところ…
別々の日で3日、平日お休みしたい時があって3回ともこう言われました(涙)
これはまだ良い方で信じられない嫌がらせも受けましたが…。
本当にごく一部の先生のことです。
どうしても娘の小学校と比べてしまい点数が辛くなってしまっていることは否定しません。
もちろん、すばらしい先生もたくさんおられるのは言うまでもありませんよ。
たまたま通った小学校に残念な先生が多かっただけだと思います。
息子は思ったより勉強が好きだったようで、
今から思えば多少レベルを落としてでも、
中学受験対策もしてくれる理解ある私立小学校へ
入れた方が良かったかなと思います。
罪滅ぼしではありませんが息子の中学受験では親としてかなり頑張りました。
そんな息子は中学受験で第一志望校に合格しました。
(小学校の担任から最後までおめでとうの言葉はなかったそうです。)
その後息子は中高一貫校を経て東京大学に進学しています。
結果どっちでも良かったんじゃないか?
いいえ、そうではありません。ここに書ききれていないだけであの小学校時代はやはり後悔が残ります。
息子自身も良い思い出はあまり無いと言っています。
私立小学校は経営努力をしないと潰れてしまいます。
設備や教育内容が優れているのもうなずけますよね。
教師も教育公務員である公立の先生とは、少し意識が違うのではないでしょうか。
正直ひらがなの書き順がめちゃくちゃな教師を見た時には、絶望しかありませんでした。
小学校受験する?しない?
全国で私立小学校に進学する生徒はその学年の約1%です。
しかし全国10の県に私立小学校が存在しない(文部科学省「学校基本調査 / 都道府県別学校数」より)ことを考えるとこの数字にはあまり意味はありません。
(縦軸は%)参照元:文部科学省「学校基本調査 / 小学校 学年別児童数」をもとにグラフを作成
全国平均よりも住んでいる地域で考えましょう。
地域によってかなり差があるのは明確ですね。
このページに来られた方の中には、
まだ小学校受験をするか迷っているという人もいるでしょう。
小学校受験にはメリットもデメリットもあります。
娘や息子の例に挙げたことも一例です。
様々な要素を鑑みて決める必要があるでしょう。
- 住んでいる地域の公立小学校はどんな様子なのか?
- どういう学校生活を送ってほしいのか?
- 中学高校大学はどうするのか?
教育には環境が大きく関わってきます。
無垢な子供たちには順応性がありますが、
逆にどんな色にも染まってしまう可能性があるのです。
私立小学校は教育方針を明確に打ち出している為、
家庭の教育方針と合致した学校を選ぶ
ことが必須となってきます。
保護者が我が子に合った学校を選んで正しく導くことは、
子供の学校生活や将来に大きく影響してきます。
こんなはずではなかった…とならないように学校選びは慎重にそして過度な期待は持たないようにすることも大切かと思います。
\\🌸ペーパーはできて当たり前🌸//
万全の対策をして臨みましょう!!