小学校受験で不合格になる3つの理由と対策を徹底解説!

小学校受験の合格発表が行われると必ず、

「え!?あの子ダメだったの?」とか、「受かったんだ~すごいね~!」

と結果による話が流れ始めます。

中学入試や高校大学入試と違って、小学校入試には明確な合格基準が公表されていません。

絶対合格すると思われる子が不合格だったり、

難しいかなぁと思われる子が合格したりする小学校受験は、一体何を基準としているのでしょうか?
不合格になる理由は3つ。

  1. 普通に試験が出来なかったことによるもの
  2. 公表されることのない子供対象の学校独自の減点によるもの
  3. 公表されることのない保護者対象の学校独自の減点によるもの

合否を左右するのは2つ目と3つ目の公表されることのない独自の減点の部分です。

普段のペーパーでも、ほぼ満点でその他の試験も出来たのに不合格だった場合、

試験項目以外のところで減点があった可能性があります。

試験項目以外、というのはどういうことでしょう。

小学校は入学後に問題を起こしそうな子、モンペになりそうな親は来てほしくないのです。

そう考えると見えてくることがあります。

これが何なのかがわかればより合格に近づくと思いませんか?

ここでは公表されない減点についてお話していきます。

小学校受験で不合格になる1つ目の理由

減点内容をお話しする前にまず、

なんの為にペーパーや面接、行動観察、運動、巧緻性などのテストをしているかわかりますか?

当たり前ですが入学者を選抜するためです。

人気校の場合たくさんの子供を不合格にしなければいけません。

そのために順位をつけて落とす子を決めるのです。

ペーパーは一番点数化しやすい公平な科目ですね。

面接や行動観察、運動でも評価項目が決められています。

例えばある行動が完璧に出来たら10点、

細かく設定された項目が出来なかったら2点減点、

などこちらもきっちりと点数化できるようになっています。

あらかじめ公表されている項目での点数は、

しっかりと受験対策をしていれば落とすことはないでしょう。

逆に対策が遅かったり不十分だった場合は、

単純に点が取れなかったということで不合格になるパターンは多いです。

ペーパーは全部出来たのに不合格だった、という場合でも、「プリントは全部出来た!!」というのは子供の感覚ですので100%そうとは限りません。

小学校受験で不合格になる2つ目の理由

公表されることのない減点項目とはなんでしょうか?
募集要項には例えば

・ペーパー
・運動
・行動観察
・面接

などのように科目が書かれています。
各試験は〇時~〇時までと決められていますがそれ以外の時間もあります。

教室移動含めすべての言動

教室移動の際に走る、順番を抜かす、周りの掲示物や展示物に触る、

列から逸れる、他の子を傷つけるような言葉を言うなどです。

ここで悪目立ちをすると減点されることがあります。

実際に小学校の先生にお聞きすると

移動時の行動があまりにも酷かった為、

そのお子さんを落としたことがあると教えていただきました。

これに対する対策は非常に難しいです。

なぜならこれこそ一朝一夕になおるものではないからです。

いつも通っている幼稚園や塾での様子を細かく聞き取りして、

そういう行動が見られたらしっかりと粘り強く言い聞かせるしかありません。

放置せずに対策を練りましょう。

小学校受験で不合格になる3つ目の理由

小学校受験は親の受験

これは何も受験日までの親の頑張りのことだけではありません。

当日も親の行動は学校から見られています

入試当日最寄り駅から学校までの道のり

公立私立に関係なく学校には苦情がつきものです。

児童の行き帰りに関する苦情には学校はかなり神経質になっています。

周辺の住民の協力なくしては学校運営は出来ないからです。

何か食べながら歩いていませんか?

信号無視はしていませんか?

横に広がって歩いていませんか?

ちゃんと前を向いて歩いていますか?

周りの人に迷惑をかけるようなことをしていませんか?

ここまでチェックしている学校は少ないと思いますが、本当にどこで見られているかわかりません。

気を抜かずに行動しましょう。

守衛さんや門にいる先生への挨拶

挨拶は当然です。

恥ずかしがっている場合ではありません。

普段から声を出して自分から挨拶をする習慣を身につけましょう。

親が見本を見せることが大切です。

持ち物などのルールを守っていますか

試験当日の注意事項が各学校から配られていますよね。

上履き持参、携帯は持ってこない、

外から見えるところに持ち物の名前を書かない、

など色々あると思いますが「注意」ではなく「厳守」と心得てください

例外なく守らなければいけません。

知り合いとのおしゃべり

緊張する場面で知り合いを見つけるとホッとしますよね。

気持ちはわかりますがおしゃべり厳禁です。

自分の声の大きさは意外とわかっていないものです。

どんなに仲の良いお友達でも試験会場では、

目を合わせて会釈する程度にとどめておきましょう。

大きな声でのおしゃべりは言語道断です。

それだけで落とされても不思議ではありません。

まとめ

試験項目による減点は対策によってなんとかなります。

それ以外の部分で減点されるのは本当にもったいない。

親が原因で減点される点も多くあるのが、おわかりいただけたかと思います。

もちろん主役は子供で、子供が気を付けることの方がたくさんあります。

入試は家を出てから帰ってくるまですべてが試験だと考えましょう。

 

\🌸プリントは出来て当たり前🌸/

プリントは徹底的に対策すれば点を取れる課題です!!