親子ともに一生懸命頑張ってきたけれど結果は不合格。。とても残念ですが少なからず不合格者がいるのは受験ならば当然のことです。不合格をもらっても子育てが終わったわけではありません。これから親としてどうしていくのか、それがとても大事です。
小学校受験、不合格後に教室にいらしたある親子
合格発表後、お子さんと一緒にお教室にいらしたある親子。挨拶もそこそこにお母さまは泣き崩れてしまいました。
お気持ちはとてもよくわかります。私達も本当につらいです。
が、そんな時はまず子供をお母さまから引き離します。
子供はわかっています。
自分のせいで大好きなママが泣いているのだと。
絶対に避けたいシチュエーションです。まだ幼い子供でも小学校へ入る為のお勉強を頑張ってきた子たちです。不合格の意味も分かっています。本人も傷ついているのにお母さまがこれでは傷口に塩を塗るようなものです。
厳しいことを言うようですが泣くなら子供のいないところでそっと涙を流してください。
不合格後にするべきことは
不合格後にするべきことはそれぞれの家庭で異なります。
すべての受験が終わっていない場合
第一志望が不合格でも第二志望、第三志望も一生懸命に考えて選んだ学校だと思いますので気持ちを切り替えて残りの小学校受験に臨みましょう。
すべての小学校に合格がいただけなかった場合
〇二次募集がある小学校を探して願書を出し再受験する
〇公立へすすむ
受験は無駄だった?
受験なんてするんじゃなかった…そう考えるのも無理もありません。
しかし、考えてみてください。もし小学校受験をしなかったら…
ご夫婦でお子さんのことをこんなにも考えることがあったでしょうか?
この子の長所や短所は?
将来どんな子になってほしい?
教育方針を夫婦ですり合わせるなんて作業したでしょうか?
子供のことをたくさん、たくさん考えて夫婦で話し合ったのではないでしょうか?
私は子供が二人いて一人は小学校受験をしてもう一人は小学校受験をしませんでした。
正直、受験をしなかった子のことで夫婦でこんな話をしたことはありません。
お子さんに関してもそうです。お受験で勉強した数々の事を思い出してください。
子供の将来、お子さんが小学校に上がって必要になってくることばかりです。
お受験を頑張ってきた子は小学校へあがってもすんなりと授業に入っていけるのは間違いありません。
公立小学校へ行ったら次はどうする?
お受験をされたということはとても教育熱心なご家庭だと思われます。
小学校のその後どうするのかすでに考えている方もいるでしょう。
中学受験をするのか、そのまま地域の中学校へあがるのか?
小学校高学年ともなると当然自我があります。なので突然私立の中学校へ、と親に言われても仲の良いお友達が公立中学へ、となるとなかなかすんなり私立への道に進むことができません。ずっと塾に通って中学受験すると子供心に決めていてもそこで一回気持ちが揺らぐ時がきます。
中学受験を考えておられるなら遅くとも3年生くらいには子供とその事について話をした方が良いでしょう。
高学年になって公立中学へ進むにしても私立を受験するにしてもどちらにも対応できるようにしておくのがベストです。
どちらにも対応、と書きましたが実際は塾に通っていれば塾の友達も出来、自然と中学受験へと気持ちが固まります。
まとめ
小学校受験で不合格だったとしてもそれは無駄な不合格ではありません。
たまたま縁がなかっただけで、お子さんに より適した次のステップへ進むための
布石なんだと考えてください。
子供は親の顔を見ています。不合格なんて大したことじゃないと笑い飛ばしてみせてください!!小学校受験を決めたのは親、不合格後のフォローもしっかりとできたらいいですね。
子供はどんどん成長していきます。気持ちを切り替えて後ろを見ずに前を見ましょう。
小学校へ入学するまでにすることはたくさんありますよ!
この内容が良かったと思ったら是非ポチッとしてくださいね。