小学校入試では何が一番大事なんでしょうか?頭の良さ?運動神経の良さ?協調性?器用さ?
もちろんそれも必要です。しかし、小学校側が一番重視するのは・・・
親と子の関わりやしつけです。
実はこれが一番難しいんです。親と子の受験と言われる所以です。親も見られているのです。
では具体的にどうすればいいのか考えてみましょう。
小学校受験:子は親を映す鏡である
子供を見れば大体どんな親かわかります。子供が片付けなかったり、公共の場でも騒がしかったりするとします。その場で叱っている親はまだマシです。
中には片付けない親も公共の場でも大声でしゃべっている親もいます。こんな親を見てたら子供もそうなるのは自然です。
そうならない為には子供が物心付く前からマナーを教えることです。そしてそれをちゃんと出来るようになるまでずっと言い続ける、教え続けることが肝心です。
しつけは早ければ早いほど後が楽なんです。何もわからないうちからマナーを教えていたら物心つく頃には身についているでしょう。
たまに「この子は何回言っても聞かないからもう諦めています。」という親がいますが諦めてどうするんですか!?しつけは繰り返しです。
小学受験:しつけに例外はない
あるお受験教室の前に横断歩道がありました。駅からはその横断歩道を渡らなければ行くことが出来ません。ある母親が横断歩道の信号は赤なのに引きずるように子供の手を引っ張り走ってその教室に消えて行きました。授業に遅れそうなんですね。
それを見て「あーあ。。残念だなぁ。」とため息が出ました。
きっとその子は面接の練習もきちんと頑張ってるのでしょう。でも・・・
「あなたは大事な大事なお使いをお母さんから頼まれました。横断歩道の向こうにお店がありますがもう閉まりかけています。でも信号は赤です。あなたはどうしますか?」なんて質問が出たら
「車が来ないか左右を見て渡ります。」と答えてしまうのでしょう。仕方ありませんよね。親がそうしてるのだから。
子供は親を見ています。お受験をすると決めたなら正しいことをしてください。少なくとも子供の前では。
近所の人にはすすんで挨拶をする、ゴミを拾う、電車では降りる人を待って乗る、お年寄りに席を譲る等、机上で勉強することではないですよね。親がしてみせるだけでいいんですから楽なもんです。
小学校受験:一緒に学ぶ姿勢
プリントにしてもリボン結びにしても運動にしても親が先生よりも厳しく教えることはよくありません。怒られてばかりで楽しいはずがありませんよね。
プリントの問題にしても教え方のコツがあります。大人の経験や知識は通用しないので是非お教室の先生に教え方を教えてもらってください。
そして子供と一緒に考えるのです。
「先生に教えてもらったんだけど、この問題こうすればいいみたいよ。ほら。。出来たね!!すごい!!」「イエ~イ!!」そしてたまにはわからないフリして「お母さん、わからないから教えて。」と頼んでみて。子供は大喜びで得意になって教えてくれます。
こうした親との時間が楽しければプリントだって苦にはならないでしょう。
小学校受験その日からできること:まとめ
小学校受験をすると決めたその日から出来ることがあります。正しいことをする、ということです。例外はありませんよ。どんな時も正しい姿を子供に見せてください。
そしてお受験の為の勉強は楽しくをモットーに。怒ってもプリントは出来るようにはなりません。楽しい受験勉強になるのか、つらい受験勉強になるのか、は親の腕次第です。
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