小学校受験の問題、課題には主に
- ペーパー
- 運動
- 製作
- 面接
- 行動観察・集団行動
- 巧緻性
このようなものがあります。
その中の一つが「巧緻性(こうちせい)」です。
巧緻性とは一体何なんでしょうか。
どんな問題、課題が出るのか見ていきましょう。
小学校受験に出る巧緻性とは?
巧緻性とは簡単言うと手先の器用さを指します。
小学校に入ると色んなことを自分でしなければなりませんね。
自分のことは自分でするのは当たり前ですがそれ以前に体操服を畳んでカバンに入れたり道具類をお道具箱に整理して収納したり、掃除の雑巾を絞ったり…と、いうことが自分の手で出来なければ小学校生活をスムーズに送ることができません。
そのために最低限の手先の器用さを課題として出す学校があります。
実際に小学校生活で体験する場面がある具体的なことを受験要項に指示して練習しておいてくださいね、という親切な学校もあります。
巧緻性はどんな課題が出るの?
巧緻性の課題にはいくつかのパターンがあります。
上記で述べたように実際の小学校生活に必要な巧緻性が求められるパターンや
手先の器用さということから製作の課題の中で合わせて巧緻性を見るパターンがあります。
具体的に言うと…
小学校生活に必要な巧緻性では
・学校生活の中でエプロンを使うので実際にエプロンをつける(後ろ手でリボン結びがとても難しいですね。)
・穴の空いたカードを整えてカードリングをつける
・鉛筆をまとめて輪ゴムで留める
・体操服やハンカチを畳む
・前開きのジャンパーなどを着て脱いで畳む(ファスナーやボタンは必須)
・雑巾絞り、机を拭く
・お箸使い
・お弁当を包む
・リボン結び
などがあります。
製作の課題の中の巧緻性では
・ハサミ
・のり、セロハンテープ
・折り紙
・ちぎり絵
・紐通し
・ビーズ通し
・塗り絵
・モール
などがあります。
どの問題もすぐに出来るものではないので早い段階からの準備が必要です。